簿記3級の前に、4級を受ける必要性は? 

日商簿記3級試験は、簿記試験の中では「登竜門」のようなポジションの試験だという認識があるかもしれません。
しかし日商簿記試験には、3級の前に4級試験があります。

4級の試験は、もちろん3級より難易度が下がります。簿記3級の試験内容も難しいほうではないはずですが、4級となるともっと基礎的な内容が多めになります。

最近では、4級試験は商業高校のような特定の文教施設くらいでしか取り扱われていないようです。受験者も簿記3級よりずっと少なくなっています。実用性という意味では、「企業内の仕事をする範疇ではなく、個人の事業主や商店クラスの仕事をする際になら向いている」といったもの。一般の企業においても、簿記4級を評価する風潮はほぼゼロに近いため、履歴書・職務経歴書には書くメリットがありません。

簿記の勉強をはじめるにあたって、4級を受ける必要は特にありません。今書いたような、商業高校の生徒であれば別ですが。
そもそも、4級の試験を受けるにしても教材等が現在、なかなか出回っていないフシがあります。本屋等でも、3級や2級よりずっと少ないですし、資格の学校や通信講座会社でもほとんど取り扱っていないようです。

以上の理由から、簿記に受かりたいのであれば、たいていのケースなら4級は飛ばして簿記3級から開始したほうが正解でしょう。

≪ 前の記事へ  次の記事へ ≫